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The University of Queensland-Japan program for Industry Experience (UQ-JPIE)

プログラム概要

 平成29年7月3日(月)~7月14日(金)の2週間、オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)工学部から15名の学生を本学工学部に迎え、「UQ-JPIE(The University of Queensland-Japanese Program for Industrial Experience)」を実施しました。

このプログラムは、平成27年度に開始した九州大学(KU)とクイーンズランド大学(UQ)との「UQ-KU Project」の取組の一環として、本学とUQが連携して新たに企画し、オーストラリア政府が推進する留学施策「新コロンボ計画」に採択されたものです。プログラム実施に際しては、本学工学部が国際部/国際交流推進室と連携し、オーストラリア総領事館、九州経済連合会など学外の団体,企業からも協力支援をいただきました。

 学生たちは、プログラム中に様々な講義や九州・山口にある日本を代表する企業見学などを通して、幅広い工学分野の知見を得るとともに、産業界の現況を含む日本の工学技術の発展の歴史やビジネスマナーなどを学びました。また、本学工学部の短期研修プログラム「Q2PEC」でクイーンズランド大学に8月から5週間滞在する予定の学生が「バディ」となり、滞在中のUQの学生をサポートし、学生同士の交流活動も活発に行うことができました。

 

オープニングセレモニー

プログラム開始日の7月3日(月)には、オープニングセレモニーを挙行し、イアン・ブレイジア駐福岡オーストラリア総領事からも激励のお言葉をいただきました。

            

九州大学 久保総長によるご挨拶       工学研究院 髙松研究院長による開会挨拶  

 

 懇親会の様子

 

講義①: 工場見学事前講義

 見学先でより理解を深め、充実した見学となるよう、各企業様の工場見学へ行く前に、情報知能工学部門の倉爪亮教授より「ロボット」について、応用科学部門の林克郎教授より「セラミクス」について、海洋システム工学部門の後藤浩二教授より「造船工業」について、材料工学部門の大野光一郎准教授、齊藤敬高准教授より「鉄鋼」について5名の講師がそれぞれの分野に基づいた工場見学事前講義を行いました。

 

      

倉爪教授による「ロボット工学」の事前講義にて集合写真                                林教授による「セラミクス」の事前講義の様子

後藤教授による「造船工業」事前講義の様子

 

講義②: 本学の先端研究紹介に基づいた講義

  地球資源システム工学部門より渡邊浩一郎教授、エネルギー量子工学部門より松村晶教授、環境社会部門より馬奈木俊介教授、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)よりStephen Lyth准教授、最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)よりドクターW.J.Potscavage 5人の教員により、九州大学における最新研究成果についての講義と最先端の研究施設が紹介されました。

               

ドクターW.J.Potscavageによる最先端有機光エレクトロニクス研究(OPERA)のラボツアー                         

松村教授による超顕微解析研究センター紹介の様子

     

Stephen准教授と水素貯蔵施設での集合写真

渡邊教授による日本鉱業の歴史と将来のエネルギーについて講義の様子

 

講義③: 日本の産業に関する講義

 工学研究院 太田和秀特任教授より、日本産業の歴史と発展、産業ビジネスにおけるリーダーの育成、在り方について講義を行いました。また、UQ生は環境問題や持続可能なエネルギーについても学び、日本産業の背景から産業分野全体について幅広く学びました。

 

講義④: 日本ビジネスマナー講義

 地域企業連合会 九州連携機構の元美和様より、日本ビジネスマナー講義をしていただきました。UQ学生は日本のビジネスシーンにみられる、名刺の渡し方や、会議における座席の位置、取引先との挨拶の仕方など、日本のビジネスマナーを学びました。このビジネスマナーを学ぶことにより、実際に工場見学をした際、企業の担当者様と名刺交換を行うなど実践に繋がりました。

名刺交換を練習している様子

九州連携機構の元美和様との集合写真

 

一般社団法人 九州経済連合会様への訪問

 九州の経済について深く理解を得るために、(一社)九州経済連合会様へ訪問し、「九州企業発見・体験プログラム」の講義を受講しました。そこで九州の経済がオーストラリアとどのような関係を持ち、影響しているかということを、イアン・ブレイジア駐福岡オーストラリア総領事よりお話いただき、九州における経済の成り立ちについて理解をより深めました。また、九州電力㈱国際ソリューショングループ グループ長の西正貴様より九州電力のエネルギー事業について講義をしていただきました。

九州電力㈱国際ソリューショングループ グループ長の西正貴様より講義の様子

 

(一社)九州経済連合会 会長 麻生泰様と九州電力㈱国際ソリューショングループ グループ長の西正貴様との集合写真

 

日本を代表する企業の工場見学

このプログラムの主なテーマの一つである、九州・山口の日本を代表する企業様の工場見学を行いました。

㈱安川電機様、新日鐵住金八幡製鐵所様、㈱日立製作所様、トヨタ自動車九州㈱様、TOTO㈱様、三菱重工船舶海洋㈱様の工場やミュージアムを訪問させていただきました。

     

㈱安川電機様 みらい館にて見学の様子              ㈱日立製作所様 笠戸事業所を見学した際の集合写真

トヨタ自動車九州㈱様のPR館にて集合写真

TOTO㈱様のTOTOミュージアムにて会社設立からの歴史を学ぶ様子

三菱重工船舶海洋㈱様の長崎造船所香焼工場を見学した際の様子

 

九州大学工学部機械航空工学科の紹介

今回の参加者に機械航空系の学生が多いことから、航空宇宙工学部門の麻生茂教授より機械航空工学関係の教育研究の紹介が行われ、主に研究している宇宙輸送システムについて紹介されました。

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クイーンズランド大学 David Mee教授による特別講義 

クイーンズランド大学David Mee教授がプログラム期間中、特別訪問され、本校の航空工学専攻修士学生へ向けて特別講義演題:Boundary-Layer transition in hypersonic flowsをしていただきました。

 

報告会と閉会式

 プログラムに参加をしたUQ学生15名が、2週間のプログラムを通して得た経験や学んだことについて、3人ずつ5チームに分かれてそれぞれプレゼンテーションをしました。また、閉会式では九州電力㈱国際ソリューショングループ グループ長の西正貴様よりご挨拶をいただきました。

 

UQ学生による報告の様子    

 

センター長 陳教授からの修了証授与

 

送別会

九大学生が中心となって送別会を運営・司会進行しました。プログラム中にUQ学生と「バディ」を組んでいた九大生など多くの学生が参加しました。

また、プログラム中に講義を担当した講師の方々にも参加していただき、終始大変な盛り上がりをみせました。

九大生からUQ学生への贈り物

送別会にて参加者の集合写真

謝辞

 この度、2017年度UQ-JPIEプログラム(The University of Queensland-Japanese Program for Industrial Experience)の2週間において、

工場見学を快く引き受けてくださいました企業様、関わっていただいた講師の方々や関係者の皆様からのご支援、ご協力のおかげで無事にプログラムが終了出来ましたこと、工学研究院附属国際教育支援センターより心より御礼を申し上げます。また、九州経済連合会の皆様におかれましては、多大なるご尽力をいただき感謝いたします。

 今後とも一層のご厚誼ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。